無人駅めぐり

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#32 オホーツク海と流氷 北浜駅(網走市・釧網線)

オホーツク海に一番近い駅として知られ、観光客から人気の高い北浜(きたはま)駅。 駅の目の前に広がるオホーツク海の美しさはもちろんのこと、味のある木造駅舎もあり、数々のドラマのロケ地としても使われています。また、冬季には流氷が見られることでも...
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#31 歴史ある終着駅 夕張駅(夕張市・石勝線)

道内屈指の大動脈・石勝線ですが、かつてはその石勝線の新夕張駅から夕張(ゆうばり)駅まで支線が伸びていました。この支線は2019年に廃止となってしまいましたが、かつては夕張の石炭を運び出すことに使われていた路線で、非常に長い歴史を持ちます。 ...
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#30 駒ヶ岳と温泉?? 銚子口駅(七飯町・函館線)

渡島砂原駅に引き続き、砂原線の駅をもう一ついきます。2022年に廃止となってしまった駅ですが、銚子口(ちょうしぐち)駅です。 銚子口という名前の由来は近くにある沼、大沼からです。大沼は北東に行くにつれ細くなっていき、銚子の口のようになってい...
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#29 海辺の鄙びた駅舎 渡島砂原駅(森町・函館線)

函館線の大沼(おおぬま)駅から森(もり)駅までは、大沼公園経由の本線と、鹿部(しかべ)経由の支線の2つのルートがあります。特急列車が通るのは(臨時列車などでは例外もありますが)本線の方で、鹿部経由の支線は貨物列車が通るほかは、朝晩を中心に普...
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#28 北海道命名の地 筬島駅(音威子府村・宗谷線)

「北海道」という名前は松浦武四郎が発案したものですが、その「北海道」という名前を思いついたのは、この筬島(おさしま)付近のアイヌから聞いた言葉がきっかけだったようです。詳しくはこちらを参照ください。 実際に筬島駅から天塩川を挟んで反対側には...
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#27 湖のほとり 東鹿越駅(南富良野町・根室線)

※東鹿越駅は、2024年3月31日をもって、廃止となります(根室線・富良野〜新得間路線廃止のため)。ご訪問はお早めに。 根室線は、空知地方の滝川(たきかわ)駅から北海道の東の果て、根室(ねむろ)駅までを結ぶ443.8kmの長大路線です。 し...
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#26 保線区と木造駅舎 金山駅(南富良野町・根室線)

※金山駅は、2024年3月31日をもって、廃止となります(根室線・富良野〜新得間路線廃止のため)。ご訪問はお早めに。 富良野駅から4駅。根室線・金山(かなやま)駅は、山中の静かな駅でした。 降り立つとまず目につくのが味わいのある木造駅舎。歴...
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#25 大学と鉱山 山部駅(富良野市・根室線)

※山部駅は、2024年3月31日をもって、廃止となります(根室線・富良野〜新得間路線廃止のため)。ご訪問はお早めに。 富良野駅から2駅、布部駅の隣にあるのが、根室線の山部(やまべ)駅です。乗客数が少ない根室線・富良野〜新得間にありながら、2...
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#24 「北の国から」始まりの駅 布部駅(富良野市・根室線)

※布部駅は、2024年3月31日をもって、廃止となります(根室線・富良野〜新得間路線廃止のため)。ご訪問はお早めに。 富良野駅から新得方面へ一駅のところに、布部(ぬのべ)駅はあります。 山間のホーム。小さいながらも綺麗な街並み。そしてかつて...
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#23 毛織の北紡!! 北星駅(名寄市・宗谷線)

宗谷線の名寄(なよろ)駅から北は、列車本数が急減し、普通列車の本数が1日上下4本ずつのみになります。そんな閑散区間、名寄駅から北へ2駅のところにあったのが、宗谷線の北星(ほくせい)駅です。北の星、という駅名にふさわしいロマンあふれる駅です。...
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#22 小清水原生花園の中に 原生花園駅(小清水町・釧網線)

オホーツク海と濤沸湖(とうふつこ)に挟まれた場所にある小清水原生花園(こしみずげんせいかえん)は、シーズンを通して200種類の花が咲き、観光客から人気を集めています。 原生花園駅は、小清水原生花園を訪れるための専用駅のようなもので、駅の営業...
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#21 シャクシャインの戦いの激戦地 国縫駅(長万部町・函館線)

シャクシャインの戦いの詳細についてはこちらをご覧いただきたいのですが、ここはシャクシャインの戦いで激戦地となった国縫(くんぬい)です。長万部(おしゃまんべ)町にあります。 国縫の語源は諸説あり、「クンネヌイ(黒い野火)」「クンネナイ(黒い・...
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#20 大海原と駒ヶ岳 石倉駅(森町・函館線)

函館から札幌へのルート、函館線は海の景色に山の景色に、非常に風光明媚な路線として知られています。函館から札幌へ向かう特急「北斗」に乗り込むと、函館から50分弱で着くのが森(もり)駅です。森駅まで駒ヶ岳の麓、複雑な火山地形を走っていた列車は、...
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#19 「降りるな」という車内放送 比羅夫駅(倶知安町・函館線)

函館線の長万部(おしゃまんべ)〜小樽間は、山間を走り急勾配・急カーブが連続することから、通称山線と呼ばれる区間です。列車に乗って比羅夫(ひらふ)駅へ到着するとき、次のような車内放送が流れます。 「ひらふ地区へおいでのお客様に、ご案内いたしま...
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#18 屯田兵の村 茶志内駅(美唄市・函館線)

北海道の大動脈、札幌〜旭川間。北海道第1の都市と第2の都市を結ぶ函館線は、特急列車が頻繁に行き交う北海道屈指の重要路線です。線路も複線。そこら辺のローカル線とはまるっきり違います。 そんな区間にある、茶志内(ちゃしない)駅。もちろん特急列車...
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#17 坂を下れば海 釜谷駅(木古内町・道南いさりび鉄道線)

函館駅から道南いさりび鉄道線に乗って50分ほど。北海道の鉄道の中でも海がよく見える区間として知られている場所に、釜谷(かまや)駅はあります。 乗ってきた列車が去っていきます。駅の向こうに函館山を望むことができました。 駅舎は道内ではよく見る...
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#16 田園風景の北限 初野駅(美深町・宗谷線)

※初野駅は、2024年3月15日をもって、廃止となります(利用者僅少のため)。ご訪問はお早めに。 もともとお米が育たなかった北海道ですが、品種改良により寒冷な北海道でも育つものができ、今では全国有数の米の産地です。 そんな北海道でも、さすが...
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#15 じゃあ私は南比布だ 南比布駅(比布町・宗谷線)

北比布駅を紹介して、セットでこの駅をとりあげない手はないでしょう。 「僕、北比布」 「じゃあ私は南比布だ」 だけではありません。様々な要素から、北比布と南比布(みなみぴっぷ)は双子のような存在なのです。 まず、北比布駅の開業は1955年12...
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#14 僕、北比布! 北比布駅(比布町・宗谷線)

「なんか来ないうちにおっしゃったらどう?」 「比布・・・(ガタンゴトンガタンゴトン 列車の通過音)」 「聞こえた?」 「ううん、何にも」 (中略) 「2、3日立っててみます?」 「僕、北比布」 「じゃあ私は南比布だ」 というピップエレキバン...
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#13 山中の木造駅舎 峠下駅(留萌市・留萌線)

石狩平野の深川と日本海側の留萌の間には、恵比島(えびしま)峠と呼ばれる峠があります。JR留萌線は、かつてこの峠を越えて、深川と留萌を鉄路で繋いでいました。この峠越え区間の少し留萌寄りに、峠下(とうげした)駅はありました。 深川・留萌の道路と...