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いただいたご質問について
[布部駅駅舎について（ご協力のお願い）]
このたび、お問い合わせフォームから、布部駅の駅舎についてお問い合わせをいただきました。
布部駅の廃止についてはニュースになっているものの、布部駅の駅舎自体が取り壊されるのかどうか、というお問い合わせになります。
ばやしの北海道紀行としても、情報を注視しておりますが、2月23日現在、布部駅廃止後、駅舎が取り壊しになるかどうかの情報を得ることはできておりません。情報をお持ちの方は、ぜひお問い合わせフォームから連絡いただければ幸いです。
以下、「ばやしの北海道紀行」なりの推測で書かせていただきます。
仮に駅舎を文化的価値のあるものとして保存したい場合、JR北海道以外の団体（自治体など）が保存に向けた行動を起こす必要があると考えています。しかし現在、それに関連する情報が得られていないことから、布部駅の駅舎を保存する活動はないように思われ、駅舎が保存される可能性は低いと思われます。また、路線自体が廃止になるため、JRの詰所として駅舎が利用される可能性もないでしょうし、布部駅にはバス停もなく、バス待合室として残る可能性もありません。
以上のように、駅舎を「文化的遺産」として保存する動きもなければ、「実用上」残す必要もありません。
確かに名作ドラマ「北の国から」のロケ地ではありますが、元々ロケ地としてここ布部駅を訪れる観光客は決して多くなく、多額の費用を負担して駅舎を保存することが、富良野市や布部地区にとってメリットになるとは思えません。
したがって、駅舎は廃止後、解体されると考えております。
ただし、JR北海道の廃止された他の駅と同様、廃止後すぐに解体されることはなく、一定期間（数年間）は残ると思われます。
お問い合わせいただいた方、ありがとうございました。
（2024.4.3追記）布部駅駅舎は、保存に向けた活動が行われておらず、解体される見込みが高いようです。