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函館で必ず食べたいもの3つ!函館定番グルメ紹介

グルメ・名産

北海道第3の都市で、函館山からの夜景で有名な函館市。日本国内のみならず海外の方からも人気の観光地です。

そんな函館、夜景も赤レンガ倉庫もいいですが、グルメも負けていません。ここでは、函館の超・定番グルメを3つ紹介します。函館旅行に行った際は、ぜひコンプリートをしたいものです。どれもTHE 函館というものばかりです。

塩ラーメン

ラーメン大国、北海道においてまずはこれでしょう。基本は、札幌の味噌、旭川の醤油、函館の塩です。函館と言ったら塩ラーメンは外せません。

函館の塩ラーメンが有名なのは、北海道の中で比較的温暖な気候のため、コッテリしたものではなくあっさりしているものが広がった、という話がありますが、真偽は不明です。どちらかというと、函館は江戸時代に開港していたために、中国人(華僑)がここに移り住んできたからと言う側面が強いように思います。というのは、華僑が故郷で飲んでいた清湯(ちんたん)スープが、今の函館ラーメンの元となっているのです。中国南部出身の華僑は、清湯スープを塩で味付けしていたらしく、それが函館に塩ラーメンが広がったきっかけでしょう。

経験則で言うと北海道全域においても、一番当たり外れが少ないのは塩ラーメンだと思います。私は函館以外でも、迷ったら塩ラーメンを注文することが多いかもしれません。

さて、話が脱線しました。函館の塩ラーメンに戻ります。

写真は、「函館麺厨房あじさい」の塩ラーメンです。函館塩ラーメンの店としては、もっとも有名ではないでしょうか。まさに函館塩ラーメンの象徴的存在です。これを食べずに函館のラーメンを語ってはいけないでしょう。

塩らしくさっぱりしているものの、しっかり主張もしてくる味わいで、非常に美味しいです。これこそ正統派の函館ラーメンでしょう。函館市内に複数店舗ありますが、函館駅2階にある「JR函館駅店」がもっともアクセスしやすいでしょう。函館駅の改札を出て右側のエスカレータで2階に上がればすぐです。

ただ、あまりに有名なので、函館以外でも食べられてしまうというのは面白味に欠けるところかもしれません。あの新千歳空港でも食べられてしまいます。またかつては札幌駅の駅ビル「エスタ」にも店がありました。逆に言えば、函館に来なくとも新千歳空港で食べられてしまうので、ぜひトライしてみてください。

もちろん、函館だけで食べられるものがいい、という方はぜひ色々歩いてみてください。函館駅周辺だけでも、たくさんのお店で、函館らしい塩ラーメンが食べられます。

ラッキーピエロ

函館市内を中心に、多数のお店を構えるハンバーガー店が「ラッキーピエロ」です。旅行客だけでなく、地元の方の支持が厚いことが特徴です。

ラッキーピエロのすごいところは、手作りにこだわっていること、冷凍物は使わないこと、地元の食材をことごとく生かしていることなどが挙げられます。もちろん注文が入ってから作る方式。作り置きはされません。まさに地元グルメです。

作り置きがない分、注文してから出来上がりまではハンバーガー店とは思えないほど時間がかかります。20分ほどはみておくといいですし、混んでいれば30分くらいはかかってしまうかもしれません。時間には余裕を持っていかれることをお勧めします。

一番人気は「チャイニーズチキンバーガー」です。中華風のチキンが入っています。それにしても、やっぱり「チャイニーズ」なんですよね。ここも塩ラーメンと同じく華僑の文化が根付いているからなのでしょうか。実際の因果関係はわかりませんが、函館に華僑が多く住んでいたのは事実であり、何らかのつながりはあるのかもしれません。

味は独特で美味しいです。ハンバーガーなのに中華風という、なかなか他では味わえない美味しさです。いわゆるアメリカの「本場のハンバーガー」の美味しさとはまた違う美味しさなんですよね。

ちなみに写真右に写っているのが「オリジナルラキポテ」です。フライドポテトにミートソースをかけたもの。本当に美味しいの?と思うかもしれませんが、美味しいんですよ。普通のミートソースだったらポテトとは合わないのでしょうが、ここのミートソースは合うように調整されているんですよね、おそらく。一緒にのっているチーズが効いているのかな。

初めてなら、「チャイニーズチキンバーガー」と「オリジナルラキポテ」のコンビネーションでぜひオーダーしてみてください。きっと想像の斜め上を行ってくれます。

店は函館近辺にたくさんありますが、一般にもっともアクセスしやすいのは函館駅前店ではないでしょうか。函館朝市のすぐ隣。函館駅から歩いて2分です。

店自体はすごく目立ちますから見逃す心配は少なそうです。

函館のイカ

これもマストでしょうが、最近は気候変動の影響から、イカが獲れなくなってきています。どんどん高価格に、そして大きさも小さくなっている函館のイカですが、まだ函館朝市の主役はイカ。食べられるうちに食べておきたい、函館の主役です。

もちろんイカを食べるなら、函館駅を出てすぐの函館朝市でしょう。朝市と言っていますが、一部のお店は夜でも営業していたりします。

中でもお勧めなのが、その函館朝市の中にある「一花亭たびじ」というお店の「活イカ踊り丼」。超有名な函館グルメです。(ちなみにこの店は夜は営業していません。朝に行かれることをお勧めします。)

イカとイクラ。イカは非常に新鮮で身が透明です。そしてこのイクラもお店の自家製です。

この活イカ踊り丼、何がすごいかというと・・・

あまりに新鮮すぎて醤油をかけると躍るのです。これゆえに「活イカ踊り丼」という名前な訳です。

残酷だ、と思う方もいらっしゃるでしょうが、それはあまり正しくありません。これは別にイカが苦しんで動いているのではないからです。イカはすでに死んでいます。あまりにも新鮮なので醤油のナトリウムイオンと反応し、動いてしまうのです。

このクネクネ動くイカのゲソは、このままかじってもいいですし、抵抗がある方は店の人にお願いすれば、細かくカットしてもらえます。もちろん、イカの足に醤油を垂らして躍るのを楽しんだ後で、ゲソの部分を食べやすいように切ってもらえますか、とお願いすればOKです。

ただし、やはりイカは不漁になってきているので、「一花亭たびじ」に行ったからといって必ず食べられるわけではありません。今日はイカが獲れなかったので提供できません、ということも割とあります。

また、この「活イカ踊り丼」のイカも、ポスターや過去のものと比べると随分小さくなっています。やはり気候変動の影響でイカが小さくなっていることは目に見えて感じ取れます。かつてのような大きなイカがうねうねする姿はもう見られないのでしょうか。それでも、食べられるうちに食べておきたい名物グルメです。

活イカ踊り丼以外にも、函館朝市では新鮮なイカが味わえます。ぜひ好みの店に入って、美味しいイカを味わってみてください。

以上、3つは全て函館駅からすぐです

「あじさい」の塩ラーメンは函館駅の中、ラッキーピエロは函館駅から歩いて2分ほど、函館朝市は函館駅から徒歩1分です。抜群のアクセスの良さなので、胃袋の容量が大きい方は、午前中だけで3つ全て食べられてしまいます。

ぜひ観光のついでに、函館グルメの代表格をコンプリートしてみてはいかがでしょうか。

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