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函館の2大塩ラーメン店?!「あじさい」と「一文字」を比較してみた!

グルメ・名産

函館の有名な塩ラーメンの店といえば「あじさい」と「一文字(いちもんじ)」が浮かぶ人が多いかと思います。どちらも函館塩ラーメンを代表するラーメン店ですが、どのように違うのでしょうか。食べ比べてみます。

あじさい

おそらく函館塩ラーメンの中で一番有名なお店、「あじさい」。

函館以外にも店を構える「あじさい」

「あじさい」は店舗数が多く、いろいろなところにあります。特に大きいのが、函館駅直結の店があること、そして五稜郭公園前(ここが本店です!)にあることではないでしょうか。観光客にとって、非常に便利な位置に店舗があるのが特長です。

いや、それだけではありません。なんと札幌の新千歳空港にも店舗があります。そして極め付けは沖縄にもあるのです。さすが函館ラーメンの代表格、いろいろな場所に店舗があるのはもちろんメリットですが、裏を返せば函館以外でも食べられてしまう、ということでもあります。函館でしか食べられないものを食べたい、という人には面白くないかもしれません。

気になる味は?

「あじさい」の塩ラーメンを一言で言うと、まさに「王道」。これぞ、函館ラーメンのベースだ、と言えるような味です。

透き通ったスープは非常にあっさりしており、決して主張しません。だしは昆布ベースで鶏ガラが効いています。出汁もあっさりベースであるからか、本州で食べる普通の塩ラーメンと比較しても控え目な味に感じます。しかしこの変な味のしないThe 塩ラーメンという味は、あっさりラーメン好きの私はかなり好きで、昔から割と足繁く行っているお店の一つです。何回も食べたくなる味です。

スープ・麺以外のトッピングについては、特筆するならばメンマが美味しいですが、トッピング自体の完成度がそこまで高いか、というと割と普通だと思います。でもそんなところも、王道らしさと安心感を感じさせます。

一文字

続いて「一文字」。

店舗数は「あじさい」に比較して少ない

「一文字」は、「あじさい」と比較すると店舗数が少なく、函館に2店舗と札幌に1店舗のみになります。それも函館駅前や五稜郭など観光客がたくさん集まる場所ではなく、湯の川温泉と函館花園にあるという、ちょっと立地的にも便利とまではいかない場所。湯の川温泉は観光客もたくさん行くと思うのでまあ不便とまでは言えないですが、湯の川温泉の場所自体が函館駅から市電で30分かかるうえ、市電の駅に近いわけでもありません。

単純な行きやすさでいったら、「あじさい」の方が圧倒的に行きやすいと思います。

気になる味は?

まず、「あじさい」のラーメンとは全然違います。塩ラーメンなのであっさりはしているのですが、味にパンチがあります。だしは丸鷄と北海道函館・南茅部(みなみかやべ)産の昆布。南茅部は知らない人にはわからないと思いますが、真昆布の産地としてよく知られています。南茅部の真昆布でとった出汁は、上品で澄んだ味わいになることが特徴であり、なんと江戸時代に往来していた北前船の時代から、すでに上物として取り扱われていました。

そしてこのラーメン、パンチがあるという話を書きましたが、色々なアクセントが効いている味に感じました。「あじさい」は余計なものを加えない「本来の塩」という味であるのに対し、このラーメンはゆずの風味が香るほか、脂も浮いていて、鶏ガラの出汁も強めに効いています。そして塩味も結構濃いめ。最初の一口は感動するレベルのスープでした。

そしてさらに書き加えておきたいのがチャーシューの旨さ。これが本物のチャーシューか、という感じで、脂身もたっぷり、しっかりとした味もついており、めちゃくちゃ美味しかったですね。最高に美味いチャーシューだけでなく、そのほかのトッピングの内容も、パンチの効いたスープに綺麗にハマるものばかりで、よく考えられているように感じました。

「あじさい」と「一文字」どっちが美味しい?

どっちも美味しいですが、好みの問題にかなり左右されるでしょう。双方で結構異なる味なので、この2店舗は評価を二分するでしょうし、一方が期待はずれだったとしてももう一方が強烈に好きになる、と言う可能性もあります。タイプが異なるものの、どちらも塩ラーメンとして最高レベルの品質であり、「函館塩ラーメン」という名物を多様性に富んだ非常にハイレベルなものにしていると感じます。

本当にあっさりを求める人は、間違いなく「あじさい」が向いています。一方で薄味は物足りないと感じ、濃い目の味が好きな人は「一文字」でしょう。

もう少し踏み込むと、「あじさい」は何度もリピートしてどんどん好きになる味、「一文字」は最初の一杯に感動する味かもしれません。よく考えられて作られているな、と感じるのが「一文字」で、シンプルで奇を衒わない味が「あじさい」と言うこともできるでしょうか。

あと、トッピング的に、チャーシュー好きの方は間違いなく「一文字」がおすすめ。これは「あじさい」とはレベルが違います。

個人的にはここのラーメンは美味しいぞ!といって人を連れていくなら「一文字」かな。そして自分だけで食べるなら「あじさい」を選ぶかな。と思いました。まあ、「あじさい」の方が函館塩ラーメンの超王道なので、どっちも食べたことがない人は一旦こっちを食べてみる、というのもよさそうです。「あじさい」の方が、「函館塩ラーメンの定番」を学べる味ではあります。

また、いや俺は塩ラーメン以外が食いたいんだ!と言う方は「一文字」がおすすめでしょうか。「一文字」の方が、塩ラーメン以外のラーメンを注文するお客さんの数も多く、塩ラーメン以外のメニューも豊富に感じます。「一文字」の味噌ラーメンはかなり美味しいらしいですよ。函館で味噌ラーメンを食べたいのなら間違いなく「一文字」です。

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