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春の胆振散歩(3)天候回復までのんびり室蘭散歩

旅行記

この記事は、春の胆振散歩(2)の続きです。

昨日の人の家へ

さて、2日目になりました。1日目と同じように曇天です。本当は地球岬などに行こうと思っていましたが、天気の回復を待ってから行った方がいいと判断、そこではじめに母恋駅に行くことにしました。「母恋めし」という駅弁で結構有名な駅ですし、地球岬へ行くバスもこの駅から乗ることができます。

東室蘭駅9時05分発の電車で母恋に行こうと思いましたが、ホテルを出ると目の前のバス停にバスが。見ると「室蘭駅行き」と書いてあります。ある程度北海道の土地勘はあるので、間違いなく母恋駅を通るバスだろうと思いましたが、運転手さんに一応確認すると「乗りな」と。これはラッキーだと飛び乗ることにしました。

「母恋めし」で有名な母恋駅。しかし母恋めしの店は閉まっていました。

いやあ、開いてて欲しかったですね。まあ何も調べずにきている私が100%悪いんですけど。

でも、とりあえず母恋駅に来たのには理由があります。これから昨日のおじいちゃんの家に歩いて行ってみます。昨日「明日でもうちにきなさい」と言ってもらっていたので是非行きたいのです。まあ天気が良くて景勝地を観光しまくれるのなら、お宅訪問は犠牲にしてもいいかもしれないですけど、今のところ相変わらずの天気。景色の綺麗なところは、できれば天気が良くなってから行きたいものです。

家に着くとちゃんと昨日のおじいちゃんがいました。今日の予定を話すと「地球岬まで車で送って行こうか?」と言ってくれましたが、そこは天気の回復を待ちたいから、と言って断ることにしました。

そしてそのおじいちゃんは昨日話を聞いた通りやきとり屋の主人。ぜひそのやきとりを食べたかったですがあいにく家に食材がなかったようで、食べることはできませんでした(代わりにお菓子とお茶をいただきました)。

でも焼く台くらいは見て行ってくれ、とのことで見物。

室蘭駅まで徒歩

さて、しばらくすると次の来客、地元のおじさんがやってきたので、その辺で撤収し、室蘭駅に向かうことにします。室蘭駅までは3kmほど、この距離ならバスを待つより歩いたほうが楽です。

街中なので、いろいろなものが目に入ってきます。

まずは北海道の最早インフラ、セイコーマート。HOT CHEFのあるちゃんとしたセイコーマートですね。

菓子工房「モンパリ」。その佇まいから美味しそうな店だと思い写真を撮りましたが、後で調べてみると本当に結構有名な店のようです。

こちらは「正宗山 護国寺」。こういう「〜山〜寺」というのを山号寺号(さんごうじごう)といいます。「金龍山 浅草寺」とか「成田山 新勝寺」とか、こういう山号寺号はどこにでもあります。

ついに室蘭駅までやってきました。昨日のリベンジで「味の大王」のカレーラーメンを食べたいと思っていますが、開店時刻は11時。それまで20分ほど町を歩いて時間を潰します。ラーメン屋さん 11時。

「津波浸水予想地域ここまで」の看板もあります。こういう看板を日常から目にしていれば防災意識も変わってくるのではないでしょうか。地震があったらとにかく高台へ、これが大事でしょう。一目散 災害時。

カレーラーメン

「味の大王」は、今日はしっかり店が開くようです。11時の開店と同時に入ります。お客さん 開店と同時。

スパイスの聞いたカレースープ。スープに絡むちぢれ麺。絶品でした。カレーにラーメンを合わせただけではなくて、ラーメンのスープに合わせたカレー味がたまりません。

室蘭のご当地B級グルメなだけあって、地元の方がたくさん来店していたのが印象的でした。

ちなみに帰りに会計を間違われそうになりました。代金計算 一大事。

天候待ち

さて、まだ曇っています。晴れるまで時間を潰したいですが、とりあえず町の中は昨日、今日と結構歩いたので、とりあえず室蘭駅の待合室に行って情報を集めます。しかし駅に入った途端、外は雨になり、駅から出られなくなってしまいました。まあ雨に濡れずに済んだのはよかったですが、でも早いところ晴れてもらわないと地球岬を明日に回すことになっちゃうな・・・と。

1時間ほど待合室で時間を潰すと、雨は上がり、少しだけ晴れ間が。そこで外に出てみます。

うーん、でももうちょっと晴れてほしい。もう少し時間調整をします。

次に向かったのは、駅すぐのところにある「港の文学館」。室蘭はたくさんの作家を輩出している街のようで、その功績が展示されています。入場も無料ですし、屋内なので天気待ちに最適。ぜひ行ってみましょう。

静かで空いていますし、おしゃれな空間です。

そして2階にはコーヒーが飲めるカフェが。そしてこのカフェ、コーヒーの値段は決まっておらず、自分で好きな額を寄付するスタイルです。「気持ちだけで構いません、本当10円とかでいいので」とのことでしたが、さすがに10円で長居しては申し訳なさすぎるので100円を入れていきました。それでもカフェでお茶をすることを考えたら安すぎる値段ですけどね。

旅人が自由に書き込めるノートがあったので一筆書いていくことに。そして他の人たちが書き込んだ文章を読むのもなかなか楽しいですね。

(つづく)

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