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新千歳空港〜札幌の移動は旅行者ならJR一択!バスは札幌市民向け

鉄道・航空・バス

新千歳空港と札幌の移動手段は主に2つあります。1つはJRの快速「エアポート」、もう一つは「空港連絡バス」です。北海道旅行に行って新千歳空港〜札幌間を移動する際、JRを使ったほうがいいのか、バスのほうがいいのか、迷う方もいるでしょう。しかし断言します。迷うくらいならJRにしたほうがいいです。

多くの人はJRを使う

JRの快速「エアポート」は、特別快速・区間快速を含め基本的に毎時6本あります(※2024年3月16日以降の本数 / 3月15日までは毎時5本)。1両に乗れるお客さんの数は100人ほど・快速「エアポート」は6両ですから、1本につき600人、毎時3600人ほどを輸送できるキャパがあります。一方で、空港連絡バスは毎時4本、バス1台の定員は50人ほどですから、毎時200人ほどの輸送力です。これが示すように、新千歳空港と札幌の移動手段として「普通はJRを使う」のが実情です。

所要時間・運賃両面でJRに軍配

新千歳空港〜札幌駅で比較する場合、

・JR 運賃1150円 所要時間35〜45分程度

・バス 運賃1300円 所要時間80分程度

であり、料金・時間ともにJRの勝利です。

屋外で待つ必要もない

そしてこれも重要なポイントです。JR新千歳空港駅と新千歳空港は直結。JR利用なら屋外に出る必要はありません。またJR札幌駅のホームもすべて屋根で覆われているため、待ち時間に屋外の酷暑や寒風に耐える必要はないのです。

導線も楽

最初に述べたように、多くの人はJRを利用しますから、札幌〜新千歳空港のJRはみんなが利用しやすいようにできています。新千歳空港駅では到着ロビーに着くとすぐにJRの発車案内があり、発車時刻が一目でわかるほか、新千歳空港駅まですぐに行けるよう案内表示も充実しています。

札幌駅でも発車案内の電光掲示板には、電車の発車時刻だけでなく新千歳空港駅に何時に着くかも表示される仕様になっており、ホームも改札口から近い5、6番ホームからの発着がほとんどです。何も知らない人でも簡単に利用できるように、お膳立てされているのもJR利用のメリットです。

バスを使ったほうがいい人も勿論いる

とはいえ、空港連絡バスも運行しており、お客さんがしっかり乗っているわけですから、当然のことながらバスが悪いわけではありません。空港連絡バスだって素晴らしい交通機関です。

バスは札幌駅だけでなく、札幌周辺の住宅街へも直行することができます。これがバスのメリットです。JRで行きたい場合に、JRと地下鉄を乗り継いだりしなければならない地区に、バスであれば乗り換えなしで行くことができる。ここにバスのメリットがあるのです。したがって、バスはそういった地区に住んでいる方にとって便利な移動手段であるわけです。札幌の中心部、時計台とか大通公園に用がある旅行者が使うものではありません。

JR利用のデメリットは?

では、JRを利用するデメリットは何があるのでしょうか。先述した、「バスでは直行できる地区に、JRと地下鉄(またはバス)を乗り継がないといけない」のほかに、以下のようなデメリットがあると考えます。

・自由席だと、席に座れないことがある

JR利用の場合、自由席であれば席に座れる保証はありません。確実に座るには、追加料金を支払って指定席にするしかありません。座れる確率を上げるだけであれば、以下の記事で紹介している、「自由席で座席に座るテクニック」を参考にしていただいてもいいでしょう。

・冬季は運休しやすい

JRは冬季、運休しやすいです。バスも冬季は大幅に遅れるリスクがありますが、完全に「運休」となるリスクはJRよりも少ないです。JRは遅れにくいが、運休しやすい。バスは運休しにくいが、遅れやすい。こんな傾向があります。

・乗客の出入りが多い

バスと違い、JRは途中駅に止まっていくので、途中の駅で人の出入りがあります。別に気にしない人もいるでしょうが、中には落ち着かない人もいるでしょう。また、冬には、ドアが開いた時に車内に入ってくる寒風が嫌だ、という方もいるのではないでしょうか。こういった点も、JR利用のデメリットです。

こういうのを気にする方は、バスを使うという選択肢の他にも、途中駅の少ないJRの「特別快速」に乗るか、JRの指定席をとる、という手もあるでしょう。

JRの賢い使い方を紹介しています!

新千歳空港〜札幌間のJR利用に関して、以下の記事でJRで座席に座るコツや、賢いJRの乗り方を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

また多少料金が高くなってもいいから確実に座りたい、または快適に移動したい場合は、JRの指定席を取ることもおすすめです。詳細は以下の記事から。

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