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知床・天に続く道の行き方は?スタート・ゴール・展望台どこに行く?

自然・景観

知床に「天に続く道」と言う名の観光地があります。

といっても、もちろん実際に天まで続いているわけではありません。非常に長い直線道路のため、「天へと続いているように見える」と言う道です。

その実態は、ただの国道244号と334号。何も観光用に作られた道路ではなく、れっきとした一般道です。それがこんな絶景になってしまう北海道、恐るべしです。

「天に続く道」を実際に走っても(そこまで)特別感はない

「天に続く道」で検索すると、天に続く道(起点)天に続く道(終点)があります。あるいは別の表記の仕方として、天に続く道(スタート地点)と天に続く道(ゴール地点)などの表記もあるでしょう。スタート地点からゴール地点まではおよそ28kmあり、本当に長い直線道路なのだとわかるでしょう。

では、この28kmをずっとドライブすれば、天に上っていくような感覚を味わえるのか?というとそうではありません。あくまで、天に続く道(起点)から眺めると、道が天に続いているように見える、と言うこと。天に続く道(起点)から眺めて、天にぶつかっている場所に見えるところが、天に続く道(終点)です。

要するに、起点から眺めれば確かに天に続いているように見える道であるものの、この道を普通に車で走っていれば、割とノーマルな北海道ロードだということです(とはいっても、北海道の道が初めての方などはまっすぐな道に感動するかもしれませんが)。

「天に続く道」の行くべき場所は?

というわけで、時間が余っている場合や、こだわりがある場合を除き、一般の観光客は天に続く道を起点から終点まで全線走破する必要はないでしょう。行くべき場所は、「天に続く道(起点)」と、その近くにある「天に続く道展望台」の2箇所です。この2箇所が、「道が天に続いている!!」という感動を味わえる場所です。

(天に続く道 起点)

(天に続く道展望台)

どちらか片方だけ行って帰る人もいると思いますが、この2つは距離も近いので、ぜひ両方訪れたいところです。

天に続く道(起点)の風景と見どころ

よく世に出回っている、「天に続く道」の写真はここからのものがお馴染みでしょう。

決して広いスペースではないものの、撮影スポットや駐車場もあり、のんびりと観光を楽しめます。

天に続く道展望台の風景と見どころ

そして起点から少し天へ続く道を進んだところに、展望台があります。「天に続く道展望台」や、「名もなき展望台」などと呼ばれています。ここでは分かりやすさを重視して「天に続く道展望台」と呼んでいますが、「名もなき展望台」の方がロマン溢れる名前ですよね。

展望台の下から見る「天に続く道」はこんな感じ。

やっぱりスタート地点から見た方が、遠近感を感じられて壮大な風景に見えます。ですが、天に続く道のスタート地点からは見えないものが、展望台の上に上がると見えるのです。

それがオホーツク海。そうです、ここ、「天に続く道展望台」は、天に続く道とオホーツク海を同時に眺められるスポットなのです。

アクセスと駐車場は?

「天に続く道」へは、車以外のアクセスは事実上できません。公共交通機関で訪問できる場所ではありません。

となると気になるのが駐車場ですが、天に続く道(起点)には8台ほど停められる駐車場が、天に続く道展望台には5台ほどの駐車スペースがあります。確かに広いわけではないですが、体感としては十分な量が確保されていると感じます。

写真は起点の駐車場。

訪問におすすめの時間帯は?

「天に続く道」は、東から西を眺めるといった形になるので、午前が順光、午後が逆光です。順光の午前中の方が写真としては綺麗になるでしょう。

まあ、お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、この記事の写真は午後の逆光の時間帯に撮影しています。順光逆光をそこまで気にしない方もいれば、逆に逆光の方が、遠くが白く写って天へ続くように見える、と考える人もいるかもしれませんね。

あとは夕日を見られるスポットでもあります。天に続く道の向こうに沈む夕日は非常に美しいことでしょう。もちろん太陽の位置は季節によって変わるので、天に続く道の先にちょうど夕陽が沈むのは、9月28,29,30日のわずか3日間だけ。もしこの3日間に天に続く道に行く予定で、かつ天気がいい、という強運の方は、トライしてみない手はないでしょう。

「天に続く道」に似た道路は道内各地に???

実は「天に続く道」のような道は、知床だけでなく道内いろいろな場所にあります。その中で、最も有名なのがこの知床の「天に続く道」であるわけですが、他にも「天に続く道チルドレン」はたくさんあります。

「天に続く道」に行きたいけれどちょっと遠すぎるという方、またはこういう道が大好きなので他も行ってみたい、という方は、以下も検討されてみてはいかがでしょうか。

いっぽんの道

こちらは本家の「天に続く道」の近く。

天空への道

これも本家と割と近い場所。

まっすぐな道

こちらは帯広の観光地です。

ジェットコースターの路

富良野の観光スポット。

もっとありますが・・・

まっすぐな直線道路は、他にもあります。しかし全てを挙げればキリがないため、ここでは「天に続く道」と似た名前がついている道路を紹介しました。きっと北海道内をドライブしていれば、これはすごい!という道がたくさんあると思います。そんな風景を自分で探すのも、楽しみの一つですね。

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