PR

[富良野の白いラベンダー]白い花のラベンダーを見逃すな!

自然・景観

北海道の花の代表格の一つ、ラベンダーですが、ほとんどの方が想像されるのが紫のラベンダーでしょう。

しかし、中には白いラベンダーもあるということをご存知でしたか?この記事では、北海道・富良野で見られる「白いラベンダー」に焦点を当てて紹介します。

珍しい?!白いラベンダーウォッチング!

ということで、やってきたのはここ。北海道・富良野にある北星山ラベンダー園です。

訪れたのは6月下旬なので、一般的にラベンダーにはちょっと早い時季。まだ花もあまり咲いていませんが、実は早咲きのラベンダーはこのくらいの時季でもしっかり咲いています。

リフトに乗って、北星山の上へ上がります。

花はあまり咲いてなくとも、山の頂上から見る富良野の景色は格別です。

そして実はこの頂上から、白いラベンダーを見ることができるのです。足元にほら。

話を伺うと、この白いラベンダーの苗は秋田県美郷町から貰った「美郷雪華(みさとせっか)」という品種をここで育てているとのことです。確かに、秋田県美郷町には「美郷町ラベンダー園」というラベンダー畑があり、そこでオリジナル品種のホワイトラベンダー「美郷雪華」を見ることができます。

実は秋田県美郷町は町の花がラベンダーであり、2014年からここ北海道中富良野町と交流があります。秋田県美郷町の「美郷雪華」がここ中富良野町に植えられている一方で、逆に中富良野町のラベンダー品種である「濃紫早咲」や、「ラバンジン」が美郷町に植えられています。ぜひ興味のある方は、北海道からはるばる贈られた富良野のラベンダーを、「美郷町ラベンダー園」で見てみるのも面白いでしょう。

参考までに、「濃紫早咲」はこれ。

場所が変わってこの写真は同じく中富良野町の「NANAKAの花畑」で撮影した白いラベンダー。ご主人が品種は「ナナアルバ」と仰っていましたが、これも秋田県から贈られたもののようです。このラベンダーを見に行った当時は全くと言っていいほど花の品種を知らなかったので、メモに取ったものの何の疑問も感じませんでしたが、秋田から寄贈されたのなら同じ「美郷雪華」じゃないのかな?って後になって思いました。でも花の形が違いそうだからやっぱり「美郷雪華」ではないのか・・・ご主人が間違っているとも思えないし、なんて思ったりもして。誰かラベンダーの品種に詳しい方、教えてください。

ちなみに、「NANAKAの花畑」はご主人がめちゃくちゃ親切でした。人も少なかったのでここでみっちりラベンダーの品種について教えてもらいました。ここで教えてもらうまでは本当にラベンダーの品種なんて何にも分からなかったのですがね(興味がなかったとは言ってない)。

白と紫の中間?!ハナモイワ

以上は真っ白なラベンダーの紹介。続いて、白と紫の中間みたいなラベンダーもあるんですよ、という話です。

こちら。「ハナモイワ」という品種です。確かにうっすら紫でうっすら白。撮影は「NANAKAの花畑」ですが、この区画だけ大事そうに、柵で囲われていました。やっぱり貴重なんでしょう。

見逃したくない白い花

白いラベンダーですが、基本的にあまり目立ちません。だから知っていないとなかなか気づくことは難しいでしょう。今回紹介した「白いラベンダーウォッチングスポット」は「北星山ラベンダー園」と「NANAKAの花畑」ですが、前者では山頂付近から街を見下ろす際の足元に植えられていますし、後者ではご主人に教えてもらうといいでしょう。一応場所を書いておくと、斜面の一番下の、さくらんぼの木の下くらいにあります。

「北星山ラベンダー園」でも、白いラベンダーがどこにあるか分からない場合は、そこら辺の方にきくと教えてくれると思います(おそらく)。私の場合はリフトのスタッフの人に場所を教えてもらいましたが、それは他にお客さんがいなかったからかもしれませんね。

多くの人にラベンダー=紫、というイメージがやはりあり、実際「白いラベンダー」は珍しいので、見つけると幸せな気分になれるかもしれません。ちなみにカタクリの花も多くは紫ですが、時折白いカタクリがあり、そちらはかなり珍しく人気なんですよ。ぜひ「白いラベンダー」、探してみてください。

タイトルとURLをコピーしました