動画コンテンツと比較したテキストコンテンツの有用性をZ世代が書いてみた

まあ、皆さんご存知の通り、いまネット上で主流なのは動画コンテンツですよね。私だって例外ではなく、YouTubeなんかはよく見るわけですが、やっぱりテキストコンテンツって大切だな、とも思います。

今回はそんなテキストコンテンツが有用な理由を、テキストコンテンツを発信している私が書いてみます。

目次

テキストコンテンツはタイパ最強!

もう「タイパ」という言葉は世間的によく認知されているでしょう。「タイムパフォーマンス」のことで、かける時間に対してどれだけの対価を得られるか、ということです。Z世代は特にこういったものを重視する、とよく報道されていますが、確かにZ世代の私からしてもタイパは大事にしていますね。だって、同じ時間だったら色々なことを吸収できたほうがいいし、色々なものを見れたほうがいいじゃないですか。

だからみんなYouTubeのショート動画とかを見るわけです。1時間あったら、長尺動画を1本見るよりも、1分のショート動画を60本見たほうがいい、ってことになるわけです。そりゃ、1本の長い動画より、短い動画60本の方が得られる情報量は圧倒的に多く、それだったら後者の方がいいよね!というわけです。これがタイパってやつです。

でも、本当にタイパがいいのはテキストコンテンツだと思います。

動画で得られる情報量となると、まあ確かに映像から入ってくる視覚的情報はあるでしょうが、基本的には人間の話すスピードになってしまいます。動画コンテンツだと、得られる情報は人間の話すスピードに制限されてしまうのです。これってタイパ悪くないですか?

テキストコンテンツなら、皆さんもこれを読んでいる時、一言一句音読するようには読まれていないでしょう。基本的には文章全体を視界に入れて、文脈をざっと把握されながら読まれているのではないでしょうか。情報を得る際のスピードが圧倒的に速く、「単位時間あたりに得られる情報量」が圧倒的に多いという意味で、タイパがいいんですよね。

動画コンテンツは、必要な情報がすぐ得られない仕組みになっている

動画クリエイターというのは、再生時間が命なんです。YouTube動画にしても、収益を得るためには、動画の途中で視聴者が離脱することなく、最後まで再生してもらうことが大事なのです。では最後まで再生してもらうためにどうしているか、というと、やっぱり「視聴者が一番気になること」を動画の終盤に持ってくるんですよね。動画の序盤で一番の肝を言ってしまうと、そこで視聴者が「もうわかったからOK」となって、それ以上動画を見続けてはくれないのです。だから動画クリエイターは、前半は楽しませ、期待感を持たせつつも、視聴者が離脱しないように最後の最後まで「視聴者が動画にて知りたいこと」を最後まで言わないでおくのです。

一方テキストコンテンツはどうでしょう。多分多くのテキストコンテンツで、一番重要なことは最初に書いてあります。だって動画コンテンツと違ってコンテンツへの滞在時間を気にする必要はありませんし、日本語の文章の書き方がそうなんですもん。最初に結論、次に理由。これが基本的な文章の型じゃないですか。

そして、自分にとって必要のない情報は、勝手に読み飛ばせばいいのです。一番知りたいことをすぐに知ることができない動画コンテンツに対し、テキストコンテンツでは一瞬で自分の知りたい情報に辿り着けるのです。

テキストコンテンツは、場所・状況を選ばない

今は通信環境が良くなっているので、データ容量的には普通にどこでも動画コンテンツを視聴できるようにはなっています。でも動画コンテンツでは、音声が必要になります。つまり耳を使う必要があるのです。

例えば電車の中で、動画コンテンツを見ようとしたら、その音が周りに迷惑になりますよね?もちろんだからイヤホンをすればいい、という話にはなるのですが、さらに別のシチュエーションを考えてみてください。

例えば授業中の内職を考えてみましょう。授業中の内職では、流石にイヤホンはできないでしょう。だって、一応講義も聞いておく必要はありますからね。講義を聞きながら情報収集、となると、やっぱり動画コンテンツは使えないでしょう。テキストコンテンツになります。

あるいはこんな場面はどうでしょうか。野球の試合を見に行ったとき。このときも、試合を見ながら情報収集をしないといけませんよね。こんなときに、イヤホンをして動画コンテンツを漁るのは現実的ではありません。

言い換えると、動画コンテンツでは「ながら作業」ができないのに対し、テキストコンテンツでは「何かをしながら情報収集」ができるのです。これは耳を使わず、視覚情報にしか頼ってないからです。

ついでに:発信する側の負担も少ないのです

動画コンテンツに比べて、テキストコンテンツは発信する側の負担も少ないです。やはり動画コンテンツを発信しようと思ったら結構それに注力しないとですが、テキストコンテンツならちょっとした隙間時間の有効活用でできたりするんですよね。一見読者・視聴者には関係なさそうに思えますが、発信する側にとって負担が少ないということは、それだけ発展の余地が大きいコンテンツだと言えるのではないでしょうか。

テキストコンテンツをよろしくお願いします

ということで、何が言いたいかというと、テキストコンテンツだって優位性はあるんだ、ということ。確かに動画コンテンツの方がエンタメ性が高かったり、いいところもありますが、テキストコンテンツが完全に動画コンテンツに劣る、ということはないはずです。

うん、結局何が言いたいのかって?そりゃテキストコンテンツの「ばやしの北海道紀行」をよろしくお願いします、ということですね!また読みに来てくださいね!

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この記事を書いた人

道外出身・道外在住大学生。
小学生のころから北海道の魅力にとりつかれ、北海道旅行回数は30回超。
詳しくは「運営者情報」ページを参照。

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