みんな大好き、ポテトチップス。みなさんご存知の通り、日本中、いや世界中で売られています。
でも北海道には、「北海道でしか売られていないご当地ポテトチップス」が複数あります。その中でも代表的とも言えるのが、北海道は道東・士幌町にある「生産者還元用ポテトチップス」です。
2店舗でしか買えない激レアポテトチップス
「生産者還元用ポテトチップス」を購入できるのはわずか2店舗です(おそらく)。
「Aコープ 士幌店」と、
「道の駅 ピア21しほろ」です。

どちらも駅から遠く、交通アクセスがいいと言える場所ではないかもしれません。上記2店舗のうち帯広から近い方の「道の駅 ピア21しほろ」も、帯広駅からバスで50分ほどかかります。
このように、「なかなか手に入れることができない」珍しいポテトチップスなのです。
ちなみに、現地に足を運ばない方法としては、士幌町のふるさと納税の返礼品でもらうという手が実はあります。ただ、ネット通販などの類は2026年3月現在全くなく、手に入れることはかなり難しいです。
さらに付け加えておきます。以上のように書くと、「流通量が少なく手に入れることが難しいのか」という感想を抱く方がほとんどでしょう。確かに流通量は多くないので、その感想も間違ってはいません。しかし、このポテトチップスは「意図的に手に入れるのを難しくしているポテトチップス」という側面があるのです。
これは「生産者還元用ポテトチップス」です。「生産者還元用」です。広く販売することが目的ではなく、ジャガイモの生産者の方に食べていただくことが目的であるため、広く流通させて生産者に行き届かないなんてことがあってはならないのです。それを証拠に、このポテトチップスにはこんな注意書きがあります。

「本製品は、原料じゃがいも生産者への還元を目的として生産したもので、関係店舗以外での販売は固くお断りいたしおます。」
ポテトチップスでこんな注意書き、なかなか見たことないですよね。
みんな箱買いするのだ

このように、手に入れるのが難しいため、知っている人は箱買いする商品です。Aコープにも道の駅にも、段ボールや配送伝票がすでに用意されており、箱買いして自宅まで配送することができます。
士幌に来て「ポテトチップスを買わないなんてあり得ない」「買わないと損」とまで思う人も、決して少なくなりません。
塩・のり塩・コンソメの3種類

ポテトチップスの味は、塩とのり塩、コンソメの3種類があります。塩は青、のりしおは緑、コンソメはオレンジなのですぐに見分けがつきます。人気としては、おそらく塩>のり塩>コンソメの順で、シンプルな塩が素材の美味しさを感じられて一番人気です。他の味も本当に美味しいのですが、私も1つ選べと言われたら塩を推します。
実際には3種類どれもとっても美味しいので、箱買いして箱の中に塩・のり塩・コンソメを好きな割合で入れるのが一番だと思いますが、「たくさん買っても食べきれないから1個だけ買いたい」という場合や、箱で買うにしても「みんなに1つずつ配りたい」という場合には、やっぱり定番の塩を買うのがおすすめです。
気になる味は?
と、ここまで書いてきて、このポテトチップスが美味しくないわけがない、ということは言うまでもありません。とっても美味しいです。
では何が美味しいのか、ということを言語化してみると、薄くてパリッとして、ジャガイモを感じる素朴な味です。

最近はポテトチップス界も競争が激しく、市販でも本当に美味しいポテトチップスが売られています。素材の味を前面に押し出した、「THE ジャガイモ!!!」みたいなポテトチップスもたくさん出回っていますが、そう言ったものは「厚切り」のポテトチップスが多い印象を受けます。厚みがあって、ジャガイモの味をしっかり感じられる、と言う感じですね。
しかしこのポテトチップスは薄切りです。そしてちょっと硬めなので、本当にパリッとしています。このパリッとした食感は本当に気持ちが良く、味付けも素朴で控えめなので全くくどさがなくさらっとしており、ポテトチップスにもかかわらず健康的な美味しさがあります。一袋に入っているチップスの量は、おそらく市販のポテトチップスと比べて多めですが、サラッと食べきれてしまうでしょう。いい意味で味が控えめなので、どんどん止まらなくなるような中毒性は、カルビーや湖池屋などの市販のポテトチップスの方があるかもしれません。
士幌限定のポテトチップスは、ご当地ポテチがたくさんある北海道の中でも大きな存在感を放ちます。ぜひトライしてみてください。

