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富良野・美瑛観光モデルコース!車なし1泊2日・2泊3日

観光・歴史

北海道の真骨頂とも言える富良野・美瑛。北海道ファンには富良野派と美瑛派がいる、と言われるくらい、北海道好きの中でも人気を2分する観光地です。ちなみに私は美瑛派です。

その富良野・美瑛ですが、両者は非常に近いので、セットで巡る旅行客が多いです。この記事では、富良野・美瑛をセットで巡るモデルコースを2つ、ショートVer.(1泊2日)、ロングVer.(2泊3日)に分けてご紹介しましょう。東京発着で紹介します。

※航空便・列車・バス時刻等は2024年7月現在の情報です。公共交通機関に関する情報は公式ホームページから最新の情報をご覧いただくようお願いいたします。

※ご旅行の際は各種施設の営業日・営業時間も必ずご確認ください。

富良野・美瑛1泊2日モデルコース

1日目

移動 7:00頃〜11:30頃

羽田空港 7:50発 日本航空551便 9:25 旭川空港着

※航空便はあくまで一例です。

[連絡バス]ふらのバス・ラベンダー号 新富良野プリンスホテル行 旭川空港(10:37)→中富良野(11:21)

旭川空港に降りて、接続する連絡バスに乗って旭川方面へ行かないことがポイントです。旭川空港は、「旭川」と名前がついていますが、かなり美瑛寄りにあり、直接富良野・美瑛にアクセスするのに好立地です。やっぱり北海道マスターは、旭川空港は「富良野・美瑛空港」として使います。

<観光>ファーム富田 12:00頃〜14:00頃

ファーム富田までは、中富良野から歩いて20分ほど。せっかくなので散歩がてらふらふら歩いて、ファーム富田で昼食を取るのはいかがでしょうか。

ファーム富田の観光にかかる時間はだいたい1時間半程度なので、昼食時間を含めればこのくらいの観光時間が適切だと思いますが、もし仮に時間が余ってしまった場合は近くにある「なかふらの北星山ラベンダー園」も併せて観光してもいいでしょう。ラベンダーだけでなく、富良野の町を北星山の上から見下ろすことができ、なかなかの景観です。山の上までも、リフトで簡単に上がることができます。

<観光>富良野・美瑛ノロッコ号 14:30〜15:00頃

JR富良野線 富良野・美瑛ノロッコ4号 ラベンダー畑(14:31)→美瑛(15:02)

これは季節限定です。JRの観光トロッコ列車で北海道の風を感じながら、富良野・美瑛を疾走します。アトラクションのようでありながら、ちゃんとした大きなサイズの列車なので、迫力もあって大変気持ちがいいですよ。「ノロッコ」という名前ですが、走っている時は風を直に受けるからかもしれませんが、結構なスピードで走っているように感じます。ディズニーとかのトロッコ列車とは比べ物にならないほど迫力満点です。

また、この列車には、中富良野駅ではなくファーム富田のすぐ近くにある臨時駅「ラベンダー畑駅」から乗ることができます(もちろん中富良野駅から乗ってもOKです)。ファーム富田からわざわざ中富良野駅に帰らなくとも、「ラベンダー畑駅」から乗れてしまうのは「ノロッコ号」の魅力です(普通列車は「ラベンダー畑駅」には止まりません)。

富良野・美瑛ノロッコ号が運転されない日は、富良野線の普通列車やふらのバス・ラベンダー号を中富良野駅から利用しましょう。

<観光>美瑛町市街地 15:00頃〜15:45頃

まずは石造の綺麗な美瑛駅の駅舎、そして駅の隣りの観光案内所兼土産物屋「四季の情報館」、そして近くの道の駅びえい「丘のくら」にはぜひ訪問してみるといいでしょう。美瑛の町を見下ろせる展望タワー、「四季の塔」へも駅から歩いて5分ほどですから、時間があればこちらも行ってみるといいでしょう。美瑛駅周辺の観光について、詳しくは以下の記事をご覧ください。

<移動>15:45頃〜16:10頃

道北バス・白金線 国立大雪青少年交流の家行 美瑛駅前(15:46)→白金温泉(16:12着)

<宿泊>白金温泉

「白金温泉」の名は、「プラチナのような価値の温泉」というところから来ています。その泉質をぜひご堪能ください。そして温泉街から歩いてすぐのところにある「白ひげの滝」もマストで訪れたいスポット。詳しくは以下の記事で書いていますが、美瑛の有名な「青い池」を生み出すきっかけとなっている滝です。

2日目(A)

2日目(A)は、中等度以上の体力がある方向けのコースです。体力に自信のない方は、(B)のモデルコースをお勧めします。

<移動>9:10頃〜9:20頃

徒歩(約1km) 白金温泉→不動の滝

まずは徒歩移動ですが、しっかりとした歩道があるので安心です。ちなみに私は2mくらいの距離でキタキツネに遭遇しました。

なお、出発時刻は、歩く速さに合わせて調整してください。歩くペースが遅い方は、9:00頃の出発がいいかと思います。また、滝や青い池をもっとゆっくり見たい、という方も早めにご出発を。どちらにも該当する場合は8:40頃の出発でもいいのかもしれません。

ただ、先述の通りしっかり歩道があるので、非常に歩きやすく、また一本道なので道に迷う心配もありません。当然山道ですから信号もありません。さらに、基本的には山を下山する方向ですから、下り坂が続きます。「徒歩移動」としては、かなり楽な部類の徒歩移動だとは思います。

<観光>白金の不動の滝 9:20頃〜9:30頃

歩いていると、不動の滝への案内表示があるので、そこを曲がって山の方に入っていきましょう。そんなに歩くこともなく、すぐに不動の滝に到着します。ただし、蚊などの虫が多いので注意。苦手な方は虫除けを準備していきましょう。

<移動>9:30頃〜9:55頃

徒歩(約2km) 不動の滝→白金青い池

<観光>白金の青い池 9:55頃〜10:20頃

美瑛を代表する景勝地・青い池を堪能しましょう。

<移動>10:20頃〜11:00頃

道北バス・白金線 旭川駅前行 白金青い池(10:22)美瑛駅前(10:53)

<昼食>11:00頃〜12:00頃

美瑛駅付近には飲食店がいくつかあります。美瑛駅近くでレストランに入り、昼食をとりましょう。街の規模は大きくない一方で観光客は多いので、お昼12時とかの時間だと混雑する可能性があります。11時から昼食、というのは理にかなっているはずです。

<観光>サイクリング 12:00頃〜14:00頃

駅前でレンタサイクルを借り、美瑛の景勝地を巡っていきましょう。以下のルートを巡ると、だいたいちょうど2時間くらいで美瑛駅まで戻ってこられます。

まず「ケンとメリーの木

次に「セブンスターの木

そして「親子の木

最後に「北西の丘展望公園

<観光>道の駅びえい「丘のくら」14:00頃〜15:00頃

駅近くの道の駅でお土産物を見ていきましょう。

<移動>15:00頃〜19:00頃

[連絡バス]ふらのバス・ラベンダー号 旭川駅前行 美瑛駅前(15:19)→旭川空港(15:38)

美瑛と旭川空港は驚きの近さ。利便性抜群です。

旭川空港 16:20発 日本航空556便 18:05 羽田空港着

2日目(B)

体力に自信のない方向けのコースです。

<移動>7:30頃〜8:15頃

道北バス・白金線 旭川駅前行 白金温泉(7:37)美瑛駅前(8:08)

<観光>美瑛町市街地 8:15頃〜9:30頃

ぜひ四季の塔に行ってみましょう。美瑛の町、そしてその向こうに広がる丘を一望できます。四季の塔の営業は8時半からなので、町を見ながらのんびり歩いていくのがいいでしょう。

<観光>白ひげの滝・青い池・四季彩の丘・新栄の丘 9:30頃〜12:50頃

美瑛美遊バス 青い池・花畑コースA(午前)コース [要予約]

ここで駅前すぐの四季の情報館から観光バスに乗り込みます。事前予約が必要なので注意してください。白ひげの滝・青い池・四季彩の丘・新栄の丘という美瑛を代表する観光スポットを、ガイドさんの案内付きで巡れます。価格は4500円(2024年現在)です。ツアー詳細は以下から。

<観光>美瑛町市街地 12:50頃〜15:00頃

昼食もここで。そして道の駅で土産物を見たりするのもいいですし、街歩きをするのもいいでしょう。また、美瑛の歴史を学べる資料館「丘のまち郷土学館 美宙」にも行かれることをお勧めします。

<移動>15:00頃〜19:00頃

[連絡バス]ふらのバス・ラベンダー号 旭川駅前行 美瑛駅前(15:19)→旭川空港(15:38)

美瑛と旭川空港は驚きの近さ。利便性抜群です。

旭川空港 16:20発 日本航空556便 18:05 羽田空港着

富良野・美瑛2泊3日モデルコース

1日目

1泊2日モデルコースと共通。

2日目

15:00頃まで1泊2日モデルコースと共通。

<移動>15:30頃〜16:10頃

JR富良野線 美瑛駅(15:31)→旭川駅(16:05)

<観光・グルメ>16:10頃〜19:00頃

旭川駅は大都会。そして名物グルメもいくつかあります。例えば旭川ラーメンなら「青葉」「山頭火」のラーメンが有名です。せっかくなので旭川を満喫しておきましょう。

<宿泊>旭川

3日目(A)

<移動>9:30頃〜10:30頃

JR富良野線 旭川駅(9:38)→美馬牛駅(10:22)

朝時間に余裕があれば旭川駅すぐ南側の「あさひかわ北彩都ガーデン」を散歩してみましょう。

<観光>サイクリング 10:30頃〜13:40頃

美馬牛駅前でレンタサイクルを借り、四季彩の丘へいきましょう。四季彩の丘はとても広く、見学に時間がかかるので、昼食の時間も考えれば、この時間内で訪問するのは四季彩の丘だけでも十分でしょう。昼食は四季彩の丘で取ることができます。

美馬牛駅から四季彩の丘までは歩いても30分弱なので、自転車を借りずに歩く!という人はそれでもいいと思います。

どうしても時間が余ったらかんのファームへ。

<移動・観光>13:40頃〜15:00頃

JR富良野線 美馬牛駅(13:46)→美瑛駅(13:53)

に乗って美瑛駅周辺でゆっくりお土産物を見たりして観光する、というのが一つ。または、美馬牛でかんのファームに行ったりじっくり観光して、

JR富良野線 富良野・美瑛ノロッコ4号 美馬牛(14:51)→美瑛(15:02)

に乗っていくというのがもう一つ。お好きな方を選ばれるといいと思います。ただ後者はJRが遅れると大変なことになりかねないので、リスクを避けたい方は前者で。いざという時はタクシーで空港まで走る!くらいの気迫がある方は後者でももちろんOKです。

<移動>15:00頃〜19:00頃

[連絡バス]ふらのバス・ラベンダー号 旭川駅前行 美瑛駅前(15:19)→旭川空港(15:38)

美瑛と旭川空港は驚きの近さ。利便性抜群です。

旭川空港 16:20発 日本航空556便 18:05 羽田空港着

3日目(B)

こちらのコースではせっかくなので旭川を観光してしまいましょう。

<移動>9:00頃〜9:50頃

旭川電気軌道・47番旭山動物園線 旭川駅(9:10)→旭山動物園(9:49)

<観光>旭山動物園 10:00頃〜13:00頃

旭川を代表する観光地。昼食も当然ここで。

<移動>13:00頃〜19:00頃

旭川電気軌道・41番旭山動物園線 旭山動物園(13:10)→旭川駅(13:50)

連絡バス・旭川電気軌道・旭川空港バス 旭川駅前(14:26)→旭川空港(15:05)

旭川空港 16:20発 日本航空556便 18:05 羽田空港着

北海道の真骨頂 富良野・美瑛

富良野・美瑛の見どころは非常に多く、とても1回の旅行では見きれません。あれもこれもと詰め込みすぎると消化不良になってしまうかもしれません。マストで見たいのは、富良野のファーム富田と、美瑛の青い池、それに加えて行けそうなら四季彩の丘、そんなところです。どのスポットもじっくりみる価値があるので、たくさん行こうとして駆け足になってしまうより、ある程度場所を絞ってじっくり観光すると充実感が得られると思います。

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