北欧オーロラ紀行(1)羽田空港から出国

目次

プロローグ

北海道を旅していると、北海道でオーロラなどほとんど見える機会がないにも関わらず、「オーロラ」という文字を見ることがあります。例えば陸別の「オーロラハウス」。網走の流氷砕氷船は「おーろら」。前者のオーロラハウスは、冬の夜にオーロラが見える可能性がゼロとは言えないわけですが、後者の流氷砕氷船に関しては日中しか航行しないわけで、オーロラが見える可能性など微塵もありません。それでも船の名前は「おーろら」なのです。

それだけオーロラって、見たことがなかったとしても、たとえ見られないとしても、人の心を惹きつけるものです。私もぜひこの目でオーロラを見てみたい、そんな思いがずっとありました。

本当は北海道で見れたらいいのですが、そんなことよほどの強運の持ち主でなければできません。オーロラを見たいとなったら、海外に行くしか基本的にはないのです。

候補にはいろいろな場所を挙げました。イエローナイフ、アイスランド、そしてノルウェーのトロムソが最終選考まで残りました。最終的にはオーロラが見られなかった場合でも一番観光地として面白そうだと感じたノルウェー・トロムソを目的地とすることに。こんな遠いところ、時間的制約もお金的制約もかなり効いてきて、本来なかなか行けないわけですが、これは大学の卒業旅行です。燥ぐなら今でしょう。こんなところを卒業旅行の目的地にするなんて同期から「絶対嫌だ!」と言われそうですが、とりあえずなんかうまく騙すことができました。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

道外出身・道外在住大学生。
小学生のころから北海道の魅力にとりつかれ、北海道旅行回数は30回超。
詳しくは「運営者情報」ページを参照。

目次