【函館と大火】火災に苦しんだ函館の街。その随所に見られる大火対策

函館は、街歩きをしていて本当に面白い町です。

なにしろ北海道で最も早く開拓され、発展した場所がここ函館。江戸時代、当時鎖国をしていた日本で真っ先に開港し、外国からの文化が入ってきたまちがここ函館。和人の松前藩の痕跡も、アイヌの痕跡も見られるまちが函館です。

街はコンパクトでありながら観光名所は山ほどあり、非常に観光しやすく、何度来ても飽きない町です。私だって10回くらいは旅行に来ている町です。

そんな函館ですが、輝かしい歴史ばかりではありません。函館の街が、(主に明治〜昭和にかけて)ずっと苦しめられてきたことがあります。「大火」(要するに火事)です。

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風が強い函館の街

先述のように、函館は古くから栄えてきた街です。誰もいない場所だったらまだしも、昔から人口密集地だったのです。そして、函館の地形を見てもらえればわかりますが、函館は海の上に飛び出た形(地理の言葉では「トンボロ」地形です)になっています。津軽海峡を吹き抜ける風の影響をもろに受けてしまうのです。

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この記事を書いた人

道外出身・道外在住大学生。
小学生のころから北海道の魅力にとりつかれ、北海道旅行回数は30回超。
詳しくは「運営者情報」ページを参照。

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