札幌から北見、または札幌から網走に行く際、車を除けば主な交通手段はJR、飛行機、バスの３つです。果たしてどれを選ぶのがいいのでしょう。
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一般論だと、速さなら飛行機、安さならバス
飛行機のメリットはなんといってもそのスピード、一方でバスのメリットは料金の安さです。そして鉄道はその間くらい。時間はかかるものの、程よい値段で車内もそこそこ快適、といった感じでしょう。
しかしそれではただ当たり前のことを言っているだけにすぎません。この記事では、網走や北見の特徴を踏まえ、もう一歩踏み込んでみます。
札幌〜網走なら飛行機がおすすめ
私としては、札幌〜網走間の移動手段には割と明確な答えがあります。それは飛行機です。飛行機で女満別空港まで移動するという方法です。
まず、網走は遠いです。札幌からだと、JRの特急でも5時間半、高速バスだと6時間を要します。また運行本数も、高速バスはそこそこあるものの、JRは直通の特急が1日2本しかなく、決して本数が多いとは言えません。
これだけでも飛行機を選ぶ理由として十分な気がしますが、実はこれにとどまらない、「飛行機がいい理由」があります。
JRが微妙な理由1. 揺れが激しく車窓も乏しい
北海道の鉄道の魅力といったらなんといってもその雄大な車窓ですが、札幌〜網走を結ぶJR石北線の車窓は、道内の他の鉄道と比べるとやや見劣りするかもしれません。あまりにも深い山の中を突っ切って行くため、眺めがいい区間は決して多くなく、5時間半の乗車は退屈してしまう人も多いでしょう。車内にはフリーWi-Fiはおろか、コンセントすらありません。深い山中を走る区間が長いため、電波が届かない場所も結構あります。
また同様の理由から、カーブが多く、勾配もきつく、揺れが激しい傾向にあります。道内の他の路線と比べても、乗り心地が良いとは決して言えません。
JRが微妙な理由2. 網走駅は街外れにあり、アクセスが悪い
次に網走駅の立地についてです。網走駅は、網走市の中心部から1kmほど離れた場所にあります。駅前にはルートイン、東横イン、すき家くらいしか目立ったものはなく、かつて駅前にあったローソンは閉店してしまいました。要するにコンビニもすぐ近くにはない場所です。
